都市封鎖されたってナウルズは来る【カザフスタン】

カザフスタン

カザフスタンのヌル・スルタン市(アスタナ)とアルマティ市は22日から都市封鎖がなされ、両市への出入りや、不要不急の外出ができなくなっています。

ナウルズ(春分の日)のお祭りも、本来であれば友人や親戚の家を行き来して、盛大に祝い合うのが常ですが、ことしはそういうわけにもいかず、家のなかでお祝いをし、そんな様子を写真やビデオで送りあっているそうです。

こちらは現地スタッフにその友人が送ってきた動画です。4人の育ち盛りの子供がいるご家庭で、元気いっぱいの子どもたちを外で遊ばせることもできず、毎日ご両親は大変だとか。それでもナウルズの音楽をがんがん鳴らし、ナウルズのときにだけ食べられるミルク粥・ナウルズコジェをつくりながら、口々に「ナウルズおめでとう!」と言う様子からは、この状況でさえも楽しんで乗り切ってやろうという心意気を感じます。

もともと小話や冗談の好きな人が多いカザフスタンですが、早速、自宅隔離をテーマにした小話や動画もいろいろとSNS上に出てきており、いま話題になっている動画の一つを現地スタッフが紹介してくれました。

НАУРЫЗ 2020 на КАРАНТИНЕ

ブロガーのアクン・アクヌィッチさんの動画です。本名はアンドレイさんというロシア人で、カザフの民族楽器であるドンブラ演奏し、カザフ語で歌いながら、地下鉄などに出没する動画で人気を集めています(芸名?のアクンとは吟遊詩人のこと)。そのアクンさんが今回出没したのは、アルマティのアパートの中庭。防護服を着てドンブラをかきならし、歌っているのは、音楽グループ・ウルケルのヒット曲「ナウルズ」の替え歌です。

薬箱には薬がいっぱいあるさ そばの実だって12月までにワゴン2台分買ったさ
手は石鹸でよーく洗うんだ 町の周りにゃ警備隊がいる
ナウルズ!ナウルズ!
お客さんを呼ばないで、お客さんに行かないで 歩き回っちゃだめ、家のなかでじっとしててね
マスクをして、健康には気をつけて

楽しむことや笑うことも忘れずに、何とか乗り切っていきたいですね。

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