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タジキスタンの観光地

首都「ドゥシャンベ」

平均標高860mのところにある穏やかな山に囲まれたタジキスタンの首都。

ドゥシャンベとは、タジク語で「月曜」という意味で、むかし毎週月曜日に市場が開催されていた事によって付けられました。町並みは未だにソ連の面影が多く残っており、今もなお発展が進んでいます。

町の中心地にはアイニー広場があり、周辺にはタジキスタン総合博物館、古代民族博物館があってタジキスタンの歴史を知ることができます。

ヒサール

ドゥシャンベから西へ25kmの所にあるヒサール要塞。

ブハラ・ハンの知事の住居跡で、昔は市場などがあり栄えていた事もありました。現在はそこで生活する人々や放牧された家畜がゆっくりとした時間を過ごしています。

ドゥシャンベからヴァルゾフ川沿いに進むとヴァルゾフ渓谷がひろがり、別荘地となっています。そこに聳える山を登れば、温泉保養地ホジャ・オビガルムがあり、さらに進んでいくとヒサール山脈を見渡せる絶景を望むことができます。

パンジャケント

パンジャケントはウズベキスタンのサマルカンドから約60kmの近さにあります。

町の南の台地にはソクド人の古代都市の遺跡が広がっています。8世紀頃の古代都市の原形が今も尚残り、「中央アジアのポンペイ」と呼ばれています。

ここで発見された色鮮やかな壁画はルダーキ記念歴史郷土博物館にも展示されているので、是非足を運んでみていただきたい場所です。

ホジャント

タジキスタンの第二の都市であり、ソグド州の州都でもあります。

町の中にはシルダリヤ川がゆったりと流れており、タジキスタンでは最も古い歴史のある町で、2500年以上前にアレクサンドロス大王が建設した町の一つでもあります。

18世紀以降もシルクロードの重要な交通の要所としても栄え、特にパンシャンベ・バザールは中央アジアでも有数の規模を誇ります。

クルガンテッパ

ドゥシャンベから南に約99km、ハトローン州の州都であるクルガンテッパ。

町の中心はバザール周辺で、北西に進むと市の歴史博物館があり、建物の上部は展望台となっています。周辺の見どころとしては、12.5kmほど東にあるキーロフ村に7世紀の仏教寺院「アジナテッパ遺跡」があります。

敷地内からは宗教的な壁画の破片も出土し、中でも有名なのは中央アジア最大、全長14mもある涅槃像。
*現在はドゥシャンベの古代遺産博物館にて展示されています。

パミール高原

パミール高原は西アジア最東端のヒンドゥークシュ山脈の付近にある高原で、「パミール」はペルシャ語で「世界の屋根」を意味するといわれています。

タジキスタン、アフガニスタン及び中国にまたがり、平均標高5000mで中央部は高原状となっており、最高峰は中国とタジキスタンにまたがるイスモイル・ソモニ峰。

ゴルノ・バダフシャン自治州にはイラン系アーリア人のパミール人が暮らしており、タクラマカン砂漠を通るシルクロードは、この高原を越えて東西を結んでいました。