首都「タシケント」
タシケントとは「石の町」という意味で、ウズベキスタンの首都です。 ウズベク系、ロシア系、朝鮮系と様々な人種がいて、多民族国家ということを肌で感じることができます。。
タシケントの街は、旧市街と新市街に分かれています。
新市街は緑が多く公園の街のような雰囲気で、アミール・ティムール像のあるティムール広場を中心に、洗練された街が広がっています。 旧ソ連の名残か、ロシアの雰囲気を感じることができる街でもあります。
旧市街はチョルスーバザールを中心に広がっています。迷路のような道になっていて、メインストリートのようなものは特にありません。 16世紀に造られたクカルダシュ・メドレセやジュマモスクが建っています。
タシケントでは、ナヴォイ劇場でオペラ鑑賞や緑の多い街を散策すると良いでしょう。市内をめぐるのに便利な地下鉄は、ソ連時代につくられたもので、駅の意匠も様々です。
サマルカンド - 世界遺産「サルマカンド文化交差路」
2001年、ユネスコ世界文化遺産に登録され、「青の都サマルカンド」と呼ばれるシルクロードの中心的な都市として栄えてきた歴史的な街です。
タシケントから列車(アフラシヤブ号)で約2時間、車でも約4時間です。旧市街、新市街、アフラシャブの丘に分けられ、旧市街にはタジク人が多く住んでいます。
紀元前4世紀から注目されて、サマルカンドという名前になる前はマラカンダという街でした。ウズベキスタンの英雄アミール・ティムールによって、荘厳で美しく、中心的都市のサマルカンドに繁栄しました。
600年前から変わらない迫力あるサマルカンドをゆっくりとご覧下さい。
シャフリサーブス - 世界遺産「シャフリサーブス歴史地区」
ウズベキスタンで英雄とされているティムールの生まれた街です。2000年にシャフリサーブス歴史地区として、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
ブハラ-サマルカンド間を移動する際によく立ち寄られます。
個人旅行の際は、バスで行くことは乗り換えなどの問題が難しいので、タクシーか乗用車で移動します。ツアーの場合は、シャフリサーブスに立ち寄って観光することがほとんどです。標高2000m級の峠を渡っていくので、景色も素晴らしいです。
大きい花形のマントゥ(肉饅頭)「ホノムグル」というシャフリサーブスのみにある料理も有名です。ティムールが生きていた時代の華やかな昔のシャフリサーブスとは違い、今は歴史を秘めつつ静かな街となっています。
ブハラ - 世界遺産「ブハラ歴史地区」
「聖なるブハラ」と呼ばれるこの街は、かつてイスラムの文化的中心地として栄えました。ブハラ歴史地区として1993年ユネスコ世界文化遺産に登録されています。新市街と旧市街に分かれ、遺跡などは旧市街にあります。
ブハラは、タジク人が約40%住んでおり、またユダヤ人も住んでいる多民族の街です。
街の中心地には池があり、ブハラ市民の憩いの場になっています。池の周りはレストランに囲まれて、夜遅くまで賑わっています。
こじんまりとした街で、メドレセ(イスラム神学校)やミナレットが多く建ち並んでいます。
ヒヴァ - 世界遺産「イチャン・カラ」
ウルゲンチ空港から車で約30分。
「太陽の国」と呼ばれるホルズム地方中心の都市で、ホルズム地方独特の文化を持っています。城壁に囲まれた都市「イチャン・カラ」は1990年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
人々は城壁の外側と内側の間に暮らしていました。
内側の城壁内がヒヴァの中心地「イチャン・カラ」です。イチャン・カラには宮殿やモスク、メドレセ、霊廟などが建てられており、まるで街全体が博物館のようです。