ウズベキスタンで英雄とされているティムールの生まれた街です。2000年にシャフリサーブス歴史地区として、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
ブハラ-サマルカンド間を移動する際によく立ち寄られます。
個人旅行の際は、バスで行くことは乗り換えなどの問題が難しいので、タクシーか乗用車で移動します。ツアーの場合は、シャフリサーブスに立ち寄って観光することがほとんどです。標高2000m級の峠を渡っていくので、景色も素晴らしいです。
大きい花形のマントゥ(肉饅頭)「ホノムグル」というシャフリサーブスのみにある料理も有名です。ティムールが生きていた時代の華やかな昔のシャフリサーブスとは違い、今は歴史を秘めつつ静かな街となっています。
シャフリサーブスの観光スポット
アクサライ宮殿跡
ティムール最大の建築物
アクサライは「白い宮殿」という意味で、ティムールが建てた最大の建築物です。白は「高貴な」という意味も持っているので、この名前が付けられたとされています。実際は白色ではなく、青色と金色のタイル装飾の建物でした。
現在は、入口のアーチのみが残っています。本来のアーチは55mでしたが、現在は39mが残っています。
有料でアーチの上まで登ることが可能です。アーチを登ると、上からはシャフリサーブスの街が一望できます。
ドルッサオダット建築群
ジャハンギールが眠る霊廟建築群
ティムールの長男で22歳で亡くなったジャハンギールが眠っているジャハンギール霊廟を中心とした建築群です。霊廟前には広い空き地が広がっていますが、そこにはかつて建築群がありました。
ティムールの石棺もあります。ティムールが生きている時に作られた棺ですが、実際にはティムールはサマルカンドのグリ・アミール廟に眠っています。
ドルッサオダットは、「大いなる力の座」を意味しています。「大いなる力の座」は、まさにティムールを指しているのです。
名称:Dorussaodat Majmuasi
所在地:Shaxrisabz, Usbekistan
シャフリサーブス:マップ
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